遺伝子検査ビジネス落とし穴 環境要因大きく科学的根拠に疑問の声
(後半より)サービスの在り方を疑問視するのは、医師でジャーナリストの村中璃子氏だ。「病気には遺伝的要因よりも環境要因の方がずっと大きいものがたくさんある。
(後半より)サービスの在り方を疑問視するのは、医師でジャーナリストの村中璃子氏だ。「病気には遺伝的要因よりも環境要因の方がずっと大きいものがたくさんある。
「商業用遺伝子検査は『医療に立ち入らない』という法的配慮からそもそも検査対象を遺伝的要因の小さな病気に限定していることに注意すべき」
「STAP細胞はあります」と涙で訴えた小保方晴子氏の論文が『ネイチャー』誌から撤回され、上司で研究者の笹井芳樹氏が自殺を図った2014年。 研究の現場で捏造がいとも簡単に行われることや、一流科学誌がそれと気づかずあっさり […]
「私の行っているジムでは、DHCのダイエット遺伝子検査が大人気。こっちもやってみようかと」(40代、女性) サプリメント販売大手のDHCは、ダイエット対策と美肌対策の2種類の遺伝子検査キットを販売している。価格は約500 […]
「あなたの遺伝子型の発症リスクは1.2倍」--この意味がわかるだろうか。さらには祖先解析、子供の才能分析まで広がる遺伝子検査に内在する問題とは。 「遺伝子検査、夫とやってみようかって話しています。生まれつきのことがだいた […]
本人の子供たちの遺伝子が上海に流れている。 行き先は、世界最大の才能遺伝子検査会社、上海バイオチップ。 遺伝子を調べることで、記憶力、注意力、理解力、想像力、勇気、羞恥心、楽観、探究心、同情心、社交性、聴覚、音感、色覚、 […]
(紙面にて掲載。WEB版で再掲)