10月27日午後4時ごろ、羽田空港の検疫でリベリア帰りのジャーナリスト(45歳)に37.8度の発熱が認められ、エボラ出血熱感染の疑いで隔離されたとの報道があった。現段階では、ジャーナリストは日本人とも外国人ともいわれ、情報が錯綜している。 エボラ出血熱の初期症状は発熱だけ。数日後に下痢や嘔吐(おうと)といった症状が出るころ、急激に感染力が高まる。現段階の発表によれば、症状は熱だけなので、仮に感染していたとしても、飛行機の同乗者が感染を心配する必要はまずない。空港に居合わせた人ももちろん心配無用だ。